日本サッカー協会スポーツ医学委員会の指針の推奨を元に佐久市サッカースポーツ少年団では、食物アレルギーを持つ選手に対し次のような対応を取るようにしています。

1.食物アレルギーとは

「アレルギーの原因となる特定の食材」を、特定の選手が摂取または皮膚・目・口などの粘膜に付着して生じるアレルギー反応である。食物アレルギーの中で最も重篤で生命の危険を伴うことがある「アナフィラキシー」は、即時型(通常2時間以内)アレルギー反応のひとつで、皮膚・呼吸器・消化器など多臓器に症状が現れ、時に血圧低下などのショックを引き起こす。アレルゲンとの接触直後に起きる場合と、アレルゲンとの接触後に運動負荷が加わり起きる場合(食物依存性運動誘発アナフィラキシー)がある。原因となる特定の食材として、卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生の7食品は、厚生労働省令により表示が義務づけられている。

2.食物アレルギーの対応

  1. 食物アレルギーの有無について、選手から事前に情報を文書で収集する。[アレルギー調査票]
  2. 選手が未成年者であれば、病院(主治医)、保護者、学校と綿密な連携を図る。
  3. 指導者は、食物アレルギーを持つ選手に対しては、指導者用チェックリスト等を利用し、事前に情報の収集および対応の確認を行う。
  4. 食物アレルギーと思われる症状が発症したら「アナフィラキシー発症時の対応フロー」に従い、適切に対応する。[エピペンなど]

3.遠征時(外食をともなう場合)には、以下の対応を行うことが望ましい。

  1. 指導者用チェックリストに基づき、治療薬の準備、症状出現時の医療機関を含む事前の確認を行う。
  2. 現地で原因となる食物の除去が明確でない際は、原則として本人(未成年者の場合は保護者)が代替食の準備を行う。
  3. 宿泊をともなう遠征については、未成年者の場合、保護者へ付き添いを依頼する。(付き添い不可の場合、同意書を取得。)